自分のこと

 

iPhoneで音楽をシャッフル再生していたら、聴かないようにしていた「自分のこと」が流れてきた

まだ卒業してから1ヶ月ちょっと

ひめたんのいない毎日は、ひめたんのいた毎日よりもとても長く感じる

 

高校2年生から大学3年生になるまで、わたしの生活にひめたんがいるのは当たり前で、嬉しいことがあったときは「次会ったときに報告しよう!」ってわくわくしたし、悲しいことがあったときにはひめたんに話してすっきりした

ひめたんの「わかるよ」「大丈夫だよ」「お互い頑張ろうね」に何回も何回も救われて、毎日を頑張ってこれた


だいすきで、憧れだった

 

今もまだひめたんが会えるところにいる気がしてしまって、嬉しいことがあったとき、いつものように「ひめたんに言おう」と考えては、もういない人なんだった、って思い出したりする

洋服を買いに行くと、アイドルだった時代に何回か見かけた買い物中のひめたんを思い出してしまう

誰かと電話していると、この携帯越しにひめたんの声を聞いたこともあったっけ、なんて考えてしまう

お米を炊くたびに「一人暮らしなんだから炊飯器くらい買いなよ」「でも使わないんだよね〜」「自炊すればいいじゃん」という会話を思い出す

ひめたんに「男の人は女の子のこれが好きらしいよ」と教えてもらったあることは、いつの間にか好きな人に会うときのわたしのクセにもなった

 

好きでいる間、何回だって「女の子のアイドルは期限付き」って考えていたし、理解できているつもりでいたのに

ひめたんのいない生活は思った以上に寂しい

 


わたしは、卒業が決まった時に「おめでとう」って言えるファンでいたかった

バカだから、思ってもいないのに「やり切れたならよかったのかな、卒業おめでとうだね」とか言ってしまった

おめでとうって思えている気になってしまっていた

今考えれば、全然おめでとうなんか思えていなかったのに


まだまだわたしはひめたんに会いたかった

見たい姿もたくさんあった

ドームをピンク一色に染めるひめたん、わたしまだ見られてないのに

福神に入るひめたんだって、本当は見たかったのに

おめでとうもありがとうも、もっとたくさん言いたかったのに

 


卒業したときは、自分でもアイドルのひめたんにもう未練はないと思ってた

卒業が発表されてから、ひとりでも、友達の前でも、ひめたんの前でも、散々泣いたから

最後の握手会で笑ってバイバイできたから、もう大丈夫だって

 

ただ、「ひめたんのいない生活」はそれとはまた別のもので

日常のありとあらゆるところにひめたんを思い出すきっかけがある

 

それでもわたしはひめたんに会えない今日を生きていかなきゃいけなくて

この生活にも慣れなきゃいけなくて

 


そんなことを考えていたところに流れてきた「自分のこと」はわたしが泣くには十分すぎた

ラジオ越しに聴いたときは、ひめたん最後までこういう曲もらうのか〜なんて思ってたのに

秋元さんの言葉であってひめたんの気持ちではないこともわかっているのに

 


あ、ひめたんのこととんでもなく大好きだったんだな自分、って

過去に興味がないというか、記憶は上書き保存の人間だから、付き合ってる人と別れても、好きだった人となんとなく疎遠になってしまっても、しばらくしたらああそんなこともあったねくらいの気持ちになれるしなんの躊躇もなく画像とか連絡先とか消せてしまうタイプなのに

たなかさん人に対して冷めてますよねって言われることもいっぱいあったのに

こんないつまでもうじうじしていることなんてないのに

いつもの自分ならすぐに違う好きになれるアイドル探せるのに

ひめたんより好きになれる人を見つけるのも、ひめたんのことを思い出さなくなるのも、まだまだ先のことになりそうです

 

 

 

だいすきだったな、ひめたん 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


はあ〜〜〜卒業した後にあげるブログは絶対に明るくてちょっぴり泣けるようないいブログにしようって決めていたのに、実際にその立場になってしまうと全然書けないものだなあ!

本当はもっともっと書きたいことあったし、ちゃんとプラスな言葉で締めたいのに!無理だった!(笑)

そう、ここまで読んでもらえればわかると思いますが、まだめちゃめちゃうじうじしていて、ああひめたんがいないやってふとした瞬間に泣きそうになったり、いや、ちょっと泣いたりしてます

決してひめたんのファンとしてやり切ったとかやり切ってないとかそういう話じゃなくて

単純にわたしはあの人ともう会えなくなるということが本当に無理みたいです

 

でも、ひめたんにはいろんなことを教えてもらって

いろんな出会いのきっかけももらって

ひめたんを通して出会ったことや人に、ひめたんが卒業してからも触れることができる機会があって

それってすごく素敵なことだなあと思います

ひめたんとの思い出だけじゃなくて、そういうことを全部含めて、ひめたんに出会えて良かったなと思えていて

あんなにやめたいと思っていたアイドルのファンをやめるのがとっても寂しくて

寂しいって思えることがしあわせなのかなって

 

ひめたんがこれから何をして生きていくのかわからないどころか、わたしが何をして生きていくのかすらわからない状態ですが、お世話になった人も含め、みんなの未来がしあわせに溢れたものならいいな

ひめたんは優しくて可愛くてとっても素敵な女の子だから、わたしなんかがしあわせを願わずともしあわせになれる人なんだけどね!(笑)

 

4年間、こんなよく泣くわがまま女に構ってくださったみなさん、本当にありがとうございました。

突然このアカウントに来なくなってしまったせいで、ちゃんとしたお礼もできていなくてすみません。

いろんな人に支えられてひめたんのことを好きでいられてわたしは毎日とっても楽しくてしあわせでした。

 

また乃木坂のヲタクやりたいな〜とは思っているので、どこかでお会いする時があるかもしれません

そのときはよろしくお願いします

 


中元日芽香ちゃん、お世話になったみなさん、本当にありがとうございました。

では!これにてひめたんのヲタクを終わります!

 

 

 


はあ、夢みたいにとっても楽しかったや